日光浴に代わって、なぜ日焼け止め予防がこれほど騒がれているのでしょうか?
2008年今年の長期予報が発表された5月中中旬にこの記事を書いています。
今年は例年か、またはそれ以上に熱い夏となりそうですね。例年と言っても温暖化の影響で毎年暑い夏でした。夏がやって来ると言えば、連想されるのが紫外線(UV)対策です。
赤ちゃんに日光浴をさせましょう。と言われたのは、ずっと昔の事のように思われます。最近では全然聞かれなくなったどころか、赤ちゃんの日焼けに要注意という言葉が聞かれるようになりました。今の母子手帳には、日光浴の部分が削除され、「外気浴」という言葉に変わってしまったそうです。
その理由は、ビタミンDを合成する作用があると言われているUVも、地球温暖化の影響でオゾン層が破壊され、過剰のUVが地表に届くようになってしまった為です。かつては適量の紫外線(UV)を吸収する事により合成されていたビタミンDですが、最近の紫外線(UV)は、長く浴び続ける事によって、シミやしわだけではなく、時には皮膚がんまで発症させてしまう怖さも有ります。
これからの紫外線時期(春から秋まで長いですよ)には、意識的にしっかりと日焼け止め対策をして下さいね。日焼け止め予防として市販されているのが一般的な日焼け止めクリーム(オイル)、化粧品の成分の中に含有されているものも有ります。
そのような日焼け止めのクリームやオイルのラベルにSPF・PAといったアルファベットが書いてありますが、これはあなたにあった日焼け止めクリーム(オイル)を選ぶ際の大切な記号です。良く検討してあなたに最適な種類を選んでくださいね。
日焼け止めクリーム(オイル)のラベルに貼ってあるSPF10やPA+という記号は何?
日焼け止めの効果を表している数値がSPF10やPA+という記号で、殆どの日焼け止め製品に貼ってあるのを見たことが有ると思います。
簡単に説明しますと、SPFの方が、UV-Bの波長を、PAの方がUV-Aの波長を防止しているのです。そしてSPF10のように数字で効果を表していますが、この数字が大きいほど効果も高くなります。最高値が「SPF50」になります。PAはの方は、「PA+」「PA++」「PA+++」などとの+の多いものがUV-A防止効果が高いのです。
それではもう少し、紫外線(UV)について詳しく見てみましょう。
紫外線には、UVC・UVB・UVAのように波長の違う種類が3種類あります。
その内、紫外線UVCだけは、今のところ地上に届いていませんので、心配ないのですが、紫外線(UV)対策が必要なのは、UVBとUVAになります。では、この2つの紫外線(UV)の性格はどう違い、それぞれどのような事に気をつければよいのか見ていきましょう。
★UVA
ガラスやレースのカーテンまでも通過して、容易にお部屋の中まで入ってきます。その上肌の奥まで侵入してくる厄介な紫外線(UV)ですので要注意です。
PA+、という値が、紫外線UVAの防止効果を表す指標です。PA値には、PA+、PA++、PA+++の3段階有り、高い効果の期待されるのが「PA+++」になります。
★UVB
日焼けにより腫れたり水腫れという症状のほかに、肌を黒くしてしまうのが、このUVBの悪戯によるものです。防止効果を表す指標SPFが、UVBの防止に貢献しています。
PA値である「PA+++」とは違って、SPF1〜50の数字は、防止効果の高さを表しているのでは有りません。防止効果が維持し続ける時間になります。
SPF1はおよそ20分ですから、数時に20分を掛けると防止効果が維持できる時間が出ますので、用途に合わせて使い分けましょう。
効果の高さや持続時間が長ければ長いほど、お肌への負担も比例すると考えておきましょう。ですから日常のお買いものなど普段の生活の中で使用する日焼け止めは、効果の高過ぎないものでも良いですし、海や山、テニス等日射時間が長かったり、紫外線(UV)の高そうな場所では、効果大の日焼け止めを選択してください。
このほかにも、あまり耳にしませんが、紫外線吸収剤や紫外線散乱剤を配合しているものが有りますので、覚えておかれれば選択肢が広がりますよ。紫外線吸収剤配合はお肌には良くないようです。紫外線散乱剤配合の方が、お肌には優しいでしょうけれど、PA、SPFは日焼け止め効果が低目に抑えられています。選択する時のご参考に、記憶にとどめておいてくださいね。
日焼け止め対策はコスメ以外でも、そして乳幼児やお子様の日焼け止め対策にも気配りを!
日焼け止め対策は、コスメだけでは、完璧では有りません。日傘や帽子、夏用手袋等、身につけるものでも十分効果を発揮します。さらに黒っぽい色の方が、薄い色よりも、紫外線を遮断す効果は大きいです。最近ではUV加工されている製品も多く販売されています。
日焼けから腕を守りたい方には長袖、素材にもこだわるのでしたら、ポリエステル素材の方が紫外線(UV)を通しにくくするようです。
太陽の下で元気で跳ねまわっているお子さんも、あまり見かけなくなりましたが、忘れやすいお子さんの日焼け対策にも触れておきたいと思います。
まだ小さいお子さんは、母親の眼の届くところにいてくれると思うのですが、公園や広場で遊んでいる時、一緒に外出する時には、あなたの日焼け止め対策とご一緒に可愛いお子さんのお肌も気遣ってあげましょう。親以上にデリケイトかも知れませんよ。また中学・高校生ともなれば、スポーツ関係の部活などで何時間も紫外線(UV)に晒されっぱなしです。
紫外線量の多くなってきた今、子供達の浴びる一生を通しての紫外線量は、昔に比べ高くなっているのは確実です。まだまだ若いからと油断していませんか。お肌の老化やあらゆるトラブルの素になってしまいます。
大人に比べて肌に負担が掛かりやすい乳幼児、そしてお子さんにもUV対策やお子様用日焼けクリーム等で、将来のお肌も守ってあげましょう。