ハードディスクの壊れそうな予感がしたら
パソコン歴が長いほど、1度は経験された事が有ると思いますが、普段愛用されているパソコンのハードディスクが壊れるのでは・・と感じた事が有るのではないでしょうか。
毎日々、ハードディスクを酷使していると、日頃は、静かに従順に働いてくれていたハードディスクが、有る日、悲鳴ともとれるカリカリッという異音が発っすると、ドキッとしますよね。
いつ壊れてしまうかびくびくしながら仕事をしていても、集中できません。
パソコンを使用して仕事をされている方にとっては、レポート作成から、データ資料はじめ、すべての処理はパソコンに頼っています。
以前、修復専門業者に修復を依頼したことが有りましたが、貴重な写真や音楽データが、完全に消滅して帰宅しました。業者に問い合わせてみたところ、ハードディスクが、こわれる寸前で深刻な状態だった為、元データの復旧は無理との返事でした。
これで凝りました。パソコンを購入したら、自分にとってのベストな状況のパソコンにして、リカバリーディスクを作成しておくと良いですね。
その後は、外付けハードディスクやCD・DVDなどのメディアに、面倒がらずに必要データのバックアップをしておかなければ、落ち着いて仕事も出来なくなりました。
磁気力顕微鏡って?
ハードディスクとは、消耗品とも言われ、私たちが思っているような強靭なものではないようです。
ならば予告もなくハードディスクが壊れることによって、データや貴重な資料の消滅により、会社や国家の危機に瀕した場合は、どうなるのでしょう。
予算からいっても個人的には到底無理ですが、かなり強力な修復の手段が有るのです。
・磁気力顕微鏡・・これです!
しかし、ハイグレードなデータ消去サービスの中の磁気力顕微鏡を使用してさえも、データ解読が不可能とも言われているようですが、実際どうなのでしょうか。
数種類ある磁気メディアから残留磁気を読み取る手段の中でも、磁気力顕微鏡(MFM : magneticforce microscope)という装置は、感度が高く実用的です。
磁気力顕微鏡とは、ナノテクノロジーの分野では有名な「走査型プローブ顕微鏡」の変種ですが、この走査型プローブ顕微鏡の探針に磁性膜をコーティングして、微小な磁力の変化をとらえ、電気信号に変換して、残留磁気を読み取ります。
これだけで終了では有りません。読み取ったイメージは、復旧するソフトウェアで解析してデータを再現させなければなりません。
残留磁気を読み取れて、ソフトウェアで解析して、データ復旧が出来て、初めてデータ復旧成功となります。
磁気力顕微鏡の読み取りと末梢の威力
磁気力顕微鏡は、データが数回上書きして末梢されたとしても、読み取れるそうです。すごい威力を感じますよね。
故に通常のハードディスクの使い方でしたら、残留磁気の読み取りはさほど難しくありません。通常のハードディスクの使い方でしたら、読み取りが不可能と言う事は有りません。
ですから、逆にデータを完全に抹消したい場合でも、または残留磁気を読み取れなくしたい為でも、35回の上書きが必要になってきます。【「グートマン方式」の抹消アルゴリズムから】
一般のデータ修復業者は、磁気力顕微鏡のような高い能力を持つ器機は使用していないと思います。現に、通常のデータ修復業者が公表しているサービスには、数回の上書きで、サービス対象外となっているようです。
データ復元の費用は?
では、磁気力顕微鏡を駆使したデータ修復業務を請け負っているデータ修復業者が有るとすると、どのくらいの費用を請求されるのでしょうか。
磁気力顕微鏡での修復・復元を請け負っている業者は、限られているでしょうし、ライバル業者そのものは存在しないと思います。
例えば、クリーンルームの中で分解・再構築しなければならない様な、水没や焼けたりといった修復は、最も高額なデータ修復サービスとなります。この場合は、数十万円ぐらい請求されます。
ですから、最も強力な磁気力顕微鏡を使ったデータ修復には、修復できる専門関係者も、ライバル業者もほとんどいない事から、想像に絶する金額となる事でしょう。あくまでも想像ですが、百万円台を覚悟しなければならないでしょうね。
磁気力顕微鏡を使ったデータ修復を利用されるのは、これほどの金額を掛けてもなお、貴重な価値のあるデータでしょうから、業績が良く、多くの予算を確保できる法人、あるいは国家に限定されるのでしょうね。